▼NY株急落、終値は1万2589ドル…9か月ぶりの安値
8日のニューヨーク株式市場は、米景気の減速懸念から売りが膨らみ、ダウ平均株価(工業株30種)は、前日比238・42ドル安の1万2589・07ドルで取引を終え、昨年4月以来、約9か月ぶりの安値となった。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080109-00000202-yom-bus_all
▼金28年ぶり最高値 NY、株は一時78ドル高
8日の米国株式市場は、米経済の先行き不安を背景にした前週末の急落の反動で買い注文が膨らみ、ダウ工業株30種平均は続伸して一時、前日終値比78・93ドル高の1万2906・42ドルの高値をつけた。午前10時45分現在は40・97ドル高の1万2868・46ドルで取引されている。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は8営業日ぶりに反発し、同時刻現在、20・48ポイント高の2519・94。
この日は、イラン革命防衛対のボートがホルムズ海峡で米艦艇に対して挑発的な行動を取ったことなどから、ニューヨーク金先物相場が一時、1オンス=879・40ドルをつけ、28年ぶりに史上最高値を更新。原油相場も上昇した。
(ヤフートピックス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080109-00000057-san-bus_all
■豆知識 ホルムズ海峡
ペルシア湾とオマーン湾の間にある海峡である。北にイラン、南にオマーンの飛び地に挟まれている。最も狭いところの幅は、約33km。イラン本土近傍のケシム島をはじめとして、複数の島が海峡内にある。
かつてこの付近にホムルズ王国があり、15世紀に明の鄭和が寄航した「忽魯謨斯」の比定地とされている。
ペルシア湾から産出する石油の重要な航路であり、イラン・イラク戦争当時には、タンカー攻撃や、海峡封鎖があった。そのために原油価格が高騰し、世界各国に経済危機を巻き起こした。
(ウィキペディアより引用)